自分の心を宇宙に例えて、地球からそれを見上げたように考えると、
まず真っ先に思うのが、この1~2年の間に数多くの1等星が消えてしまったということです。
あこがれの人、目指すべき目標、あるいは楽しみ。
そういったものが、ことごとく失われていってしまったことを感じます。
世の中(少なくとも自分が見ている狭い世界)は、この1~2年の間に時代の終わりを迎え、
新しい時代に突入しようとしているように思います。
新しい時代を歓迎しないかと言えばそうでもないのですが、
わりとそういう面で保守的で、輝きが多くて見上げていて楽しかった夜空を失った事は、
正直、結構心に重くのしかかっています。
心が欲するだけの酸素がなくて、息苦しい。
宇宙空間は、真空のエネルギーというもので無限に広がり続けるそうです。
しかし、宇宙空間に存在する物質の数は限りがあります。
次第に星間物質やガスはその密度を薄め、新しい星を誕生させることができなくなります。
最終的には、星々が死に絶え、やがてブラックホールも崩壊し、
宇宙は永遠に続く暗黒で虚無の空間になるそうです。
僕の見ているとある世界の一つで、これを連想させる現象が既に起こり始めています。
限りある資源が枯渇し、新しいものを生み出すことができなくなった時、
その世界はどういう結末を迎えるのでしょうか。
またひとつ、またひとつと、僕の夜空の星が消えて行きます。
これが僕にとっての宇宙の終焉であるなら、あまりに早すぎる終わりだなぁと思います。
新しい方角を見れば、あるいは新しい望遠鏡でなら、違う星が見えるのかも知れませんが、
もうそれができるほど、心に活力がないのです。
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このやるせないモヤモヤを誰かに告げようか…
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